自社のPRを行うときには、ロゴマークプレートを活用してみるのも方法の一つです。金属などの硬い素材を使ったプレートのロゴマークには、紙や布にデザインしたロゴマークとは異なる魅力があります。この記事では、ロゴマークプレートの活用例やプレートを作成するメリット、選べる素材や一般的な作成方法などを解説します。
さまざまな業種の企業で活用されているロゴマークプレート
ロゴマークプレートは、機械や自動車、アパレルなどのいろいろな業種の企業で販促に活用されているアイテムです。医療機器やAV機器などを製造しているメーカーでは、製品にオリジナルのロゴマークプレートを取り付け、さり気なく自社のアピールをしています。
また、自動車や自転車などの製造を手掛けるメーカーでも、自社の製品にロゴマークプレートのエンブレムを付けて、デザインにアクセントを加える試みを行っています。ロゴマークプレートは、ブランドのタグやキーホルダーなどの販促用のグッズにも広く活用できるのが特徴です。
アパレルメーカーでは、シリアルナンバーを刻印したメタルプレートやチャームなどにプレートを取り入れて、製品のデザイン性を高めていることがよくあります。ロゴマークプレートのキーホルダーやアクセサリープレートをノベルティグッズとして、取引先や顧客に配布しているメーカーも少なくありません。
ロゴマークプレートを作るメリットは?
ロゴマークプレートを作成するメリットは、効果的に自社の印象付けができることです。金属製のロゴマークプレートは、どことなく高級感があります。中小企業などでは、自社の印象をアップするためにあえてロゴマークプレートを作るケースも少なくありません。
ロゴマークプレートは、ロゴや会社名などが際立つように立体的にデザインされていることが多いです。そのため、印刷や刺繍のデザインと比べて見た人により大きなインパクトが与えられる可能性があります。光沢がある素材を使ってロゴマークや会社名をデザインすれば、遠目から見ても目立つオシャレなプレートになるでしょう。
硬い素材で作られたロゴマークプレートは傷が付きにくく、耐久性に優れるのもメリットと言えます。印刷や刺繍のロゴマークは、摩擦や洗濯などによって色が褪せたり、部分的に線が消えたりすることがありますが、プレートのロゴマークの場合はこういった問題が少なく、きれいな状態が長く維持できます。
ロゴマークプレートを作るときに選べる素材は?
ロゴマークプレートに広く活用されているのが、アルミや真鍮、銅などの金属です。アルミは、シンプルで実用性に優れるロゴマークプレートを作りたいときに便利な素材です。アルミで作成したロゴマークプレートは軽量で扱いやすく、いろいろなシーンで活用できます。
作成の費用が比較的リーズナブルなのもアルミが人気を得ている一因と言えるでしょう。真鍮や銅は、ロゴマークプレートのデザイン性やインパクトを重視するときに選ばれることが多い素材です。真鍮や銅には、滑らかな光沢とズシリとした重みを感じさせる重厚感があります。
このような素材は、企業やブランドのイメージアップを狙うときにも役立ってくれる可能性が高いです。真鍮や銅にはアルミとは違った温かみがあるため、ロゴマークプレートに取り入れると個性を感じさせるデザインに仕上がることが多いためです。
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ロゴマークプレートの加工方法は?
ロゴマークプレートは、どのような加工を施すかによって仕上がり具合が大きく変わります。例えば、アルミのロゴマークプレートを作成する場合、ブラストやアルマイト、ヘアラインなどの加工方法が選べることが多いです。
ブラストは、特殊な粒子でアルミの表面のツヤを抑える加工方法です。ブラストの加工を施すと、やや控えめで上品な印象のプレートに仕上がります。アルマイトは、アルミの表面を膜で覆う加工のことです。アルマイトで仕上げたロゴマークプレートは錆びにくく、美しい色が長持ちします。
素材の表面に細い横筋を付けるヘアラインは、ロゴマークの視認性を高めたいときにしばしば活用される加工です。ヘアラインで仕上げたロゴマークプレートも、上品な雰囲気になります。真鍮や銅の加工には、光沢メッキやいぶしなどがあります。
光沢メッキは、素材の表面に被膜を施す加工方法です。こういった方法で加工した素材は腐食や摩耗に強く、見た目も華やかです。黒く染めた素材にデザインを刻み込んでいくいぶしの加工は、アンティーク風のロゴマークプレートなどによく活用されています。
いぶし銀のような趣のある雰囲気になるのが、いぶしの加工を施したロゴマークプレートです。このほかにも、真鍮や銅にはブラストやサテーナなどの加工方法があります。
ロゴマークプレートの一般的な作成方法は?
新たに自社のロゴマークプレートを作るときは、専門業者に依頼をするのが一般的なやり方です。プレートに取り入れたいロゴマークがすでに決まっている場合は、デザインをメールなどを介して業者に送ると希望するプレートを作ってもらえます。
ロゴマークが決まっていないときは、業者側でデザインの作成を代行してくれる場合もあります。注文をする際には、プレートの素材や加工方法などを業者と相談することが可能です。自社のイメージに合った素材や加工方法が知りたいときは、相談するとおすすめを提案してもらえるでしょう。
業者がプレートの制作に入る前には、デザインの最終確認をすることになります。イメージしていたデザインと業者から提示されたデザインが異なるときは、その旨を伝えて調整を依頼しましょう。デザインが定まったら、数量などを指定して正式に注文を行います。
作成料金を支払うタイミングは、業者によって様々です。前払いのスタイルを取る業者の場合は、作成をスタートする前に請求書が発行されます。プレートの作成がスタートした後はデザインの変更などは受け付けてもらえないことが多いため、最終確認の段階でしっかりと確認しましょう。
自社のイメージに合うロゴマークプレートを作成してみよう
ロゴマークプレートは、専門業者のサービスを利用すると予想以上に簡単に手に入ります。自社に合った素材や加工方法などを選べば、企業のイメージがアップするなどのメリットが期待できるロゴマークプレートが出来上がるでしょう。
業者が紹介している作成事例を参考にすると、魅力的なアイデアが思い浮かぶかもしれません。迷ったときは専門業者に相談することをおすすめします。