良いロゴマークを作りたいと考えていても、なかなか上手くいかずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。良いロゴマークを作るためには、重要なポイントを知っておく必要があります。そこで、今回はスポーツに関する良いロゴマークの作り方についてご紹介します。
ここで紹介するポイントを理解した上で、自分の思い描くロゴマークを作ってみましょう。
何のスポーツか分かるロゴマークにしよう
ロゴマークを作るときに多いのが、カッコイイデザインを求めすぎて何のロゴマークなのかが判断しにくくなることです。カッコイイデザインは見た目は良いかもしれませんが、何のロゴマークかが分からなければ良いロゴマークとは言えません。
そのため、ロゴマークを作るときには何のロゴマークなのかが分かるようなデザインを心がけましょう。スポーツのロゴマークを作るなら、どんなスポーツのロゴマークなのかが分かるようなデザインが好ましいです。例えば、野球のロゴマークを作りたいなら、グローブとバットがセットになっているようなロゴデザインが分かりやすいでしょう。
野球ボールだけが描かれているロゴマークでは何のスポーツかが判断しにくいかもしれませんので、グローブとバッドのセットや野球ボールとバットのセットといったロゴデザインの方が直感的にわかりやすくなります。水泳のような特別な道具を使わないスポーツの場合は、動作で何のスポーツであるかをアピールする必要があります。
背泳ぎのような特殊な泳ぎ方は、誰が見ても分かるようなロゴマークにならないケースが考えられます。特殊な泳ぎ方でロゴマークを作るよりも、クロールのような誰が見ても泳ぐスポーツだと分かるものでロゴマークを作る方が良いでしょう。
色彩でスポーツのアピールをしよう
ロゴマークを作るときに重要なポイントが色彩の問題です。色は見る人に与える印象を変えてくれるので、自分がアピールしたいスポーツに合った色を選ぶのが大切だと言えます。例えば、水泳のロゴマークを作る場合であれば、青色や水色を使うのが良いでしょう。
青色や水色でロゴマークを作れば、水に関連するスポーツだという印象が強くなるため、見る人が水泳のロゴマークだと理解しやすくなります。水泳のロゴマークなのに赤色や緑色といった水に関連しない色を使ってしまうと、見る人が混乱してしまうことも考えられます。
ゴルフのような緑の多い場所で楽しむスポーツの場合は、緑色や黄緑色、深緑色などのグリーン系の色を選ぶのが良いでしょう。緑色と茶色を上手く組み合わせるのも1つの方法です。緑色と茶色を上手く組み合わせたロゴマークを作れば、見る人が木を連想してくれる可能性が高まり、周囲に木が多いところで楽しむスポーツだということが理解してもらいやすくなります。
風景をロゴマーク化するのも効果的
スポーツのロゴマークを作るときには、道具や動作を描くことが多いです。しかし、それ以外にもスポーツの表現の仕方があります。例えば、スキーやスノーボードのロゴマークを描くときには、スキーやスノーボードの道具を描くパターンとスキーやスノーボードの動作を描くパターンが多いです。
それ以外の表現方法として効果的なのが、風景のロゴマーク化を行うことです。スキーやスノーボードを例にするのであれば、周囲の風景は雪山ですので雪山をロゴマーク化するとわかりやすいです。この雪山のロゴマークとスキーをしているロゴマークを組み合わせることで、よりスキーをアピールできるようなロゴマークに仕上がります。
サーフィンのロゴマークを作るのであれば、高い波とサーファーを組み合わせたロゴマークを作るのが効果的です。ゴルフの場合は、周囲の木々をロゴマーク化するのも有効な手段です。このように、スポーツを行っているときの周囲の風景をロゴマーク化することで、そのスポーツのイメージを強調できるというメリットが得られます。
ユニフォームをロゴマーク化するのも1つの方法
自分のチームを持っている場合は、オリジナルユニフォームを作っていることも多いでしょう。その自チームのオリジナルユニフォームの認知度が高いのであれば、そのユニフォームをロゴマーク化するのも1つの方法です。
オリジナルユニフォームのロゴマークを描いて、そのユニフォームの中にチーム名を入れておけば自分のチームをアピールできるという利点があります。オリジナルユニフォームの認知度は低いけれど、自分のチームをアピールするためにオリジナルユニフォームは使いたいと考えている人もいるかもしれません。
そのような場合は、オリジナルユニフォームを着た人がそのスポーツの動作を行っている様子をロゴマーク化するのが効果的です。例えば、野球チームのアピールを行いたいのであれば、オリジナルユニフォームを着た打者がボールを打つ瞬間をロゴマークにしてみるのも有効な手段だと考えられます。
同じように、サッカーの場合はオリジナルユニフォームを着ている人がサッカーボールを蹴っているところをロゴマークに使うのが良いでしょう。
オリジナルキャラクターをロゴマークに使おう
自分のチームにオリジナルキャラクターがいる場合もあるでしょう。その場合は、オリジナルキャラクターをロゴマークに使ってみるのも良いと考えられます。ここで重要なのは、オリジナルキャラクターを使った上で何のスポーツのロゴマークかが分かることです。
例えば、鳥のオリジナルキャラクターがいた場合、そのオリジナルキャラクターだけを描いてしまうのでは不十分です。オリジナルキャラクターだけを描いてしまうと、オリジナルキャラクターを知らない人には何のスポーツかが伝わらない可能性が高いからです。
鳥のオリジナルキャラクターの場合、鳥に関連した飲食店や食料販売店を連想してしまうこともあるでしょう。そのようなミスを避けるために、オリジナルキャラクターとスポーツのイラストを組み合わせるのが重要だと言えます。
鳥のオリジナルキャラクターを使う場合、鳥にスポーツの道具を持たせるのが効果的です。鳥がサッカーボールを持っていれば、サッカーのオリジナルキャラクターだと分かります。こうすることで、オリジナルキャラクターとスポーツの両方がアピールできるようになります。
スポーツをアピールできるような良いロゴマークを作ろう
今回紹介したポイントを理解した上で、オリジナルのロゴマークを作ってみましょう。スポーツのロゴマークを作るときには、何のスポーツであるかが分かるようなデザインを考えるのが重要です。上手くいけば、そのスポーツや自分のチームについて深く知ってもらえるかもしれません。
試行錯誤を繰り返して自分だけのロゴマークを作れるようになりましょう。