ロゴマーク入りのラベルを作りたい?依頼する印刷会社選びのポイントをチェック!

これからお店や会社、あるいは商品や地域活動などにロゴマークの入ったラベルを取り入れたい、そんな経営者や担当者の方もいることでしょう。しかし、それが初めてのケースなら、実際にどのような印刷会社に依頼すべきなのか、迷うこともあるはずです。

そこで、ロゴマーク入りのラベル作成を依頼するにあたり印刷会社を選ぶポイントについて、ここで詳しくご紹介します。


なぜロゴマークのデザインまで印刷会社に依頼すべきか?

ロゴマークの入ったラベルを作成する目的や動機は、お店や会社等でそれぞれ異なるものです。例えば、飲食店ではメニューや箸袋、あるいは暖簾などにお店のロゴラベルを挿入し、ブランドイメージ向上に役立てるケースが多々あります。

また、スーパーマーケットではパック商品に貼る半額シールにロゴマークを入れることで、そのお店の品物だと印象づけることができます。さらに、小学校等の教育機関でも交通安全のロゴマークが入ったシールラベルをランドセルに貼って、生徒の安全な通学に役立てるケースも考えられます。

いずれにしても、ロゴマーク入りラベルを活用する目的や動機は幅広く多様です。そのため、ラベルのカラーや表示を含めて、そのデザインが大きく異なるのも当然と言えます。とはいえ、ロゴマークやシンボルデザイン、あるいはサインデザインといったものをお店や会社、あるいは公共施設等それぞれのニーズや目的に合わせて具体化するのは、専門的な知識やスキル等が必要になります。

例えば、公共トイレや非常口をはじめ、病院や駅、さらにホテル等でよく目にするピクトグラムデザインなどは幾何学的に単純化して、誰にでも伝わりやすいようにデザインしてあります。これを素人の方が具体化するのはなかなか難しいでしょう。

やはりロゴマークのデザインを含め、ラベル作成のプロである印刷会社に依頼するのが最善の選択肢と言えます。

企画力や提案力のある印刷会社を選ぶ

ラベル作成を依頼する場合には、デザインを含めた企画力や提案力のある印刷会社を選ぶことが大切なポイントになります。そのような会社では、企業やお店等のニーズやブランドコンセプトを踏まえながら商品ラベルやノベルティ用ステッカーをはじめ、ロゴタイプやシンボルデザイン、さらにサインデザインやキャラクターデザインに至るまで、お客様それぞれに最適なラベルを企画して提案しています。

デザインの選択肢も幅広く柔軟ですから、自分たちのニーズや目的にふさわしい満足できるラベルに仕上げることが可能になります。

お客様の目的やニーズを実現できるだけの素材や品質があるか

ラベル作成の依頼において大切なことは、ロゴマーク等のデザインだけではありません。お客様の目的やニーズに合った素材や品質を提供できるのかという点も印刷会社選びの重要なポイントになります。例えば、お店や会社のイメージに合わせて高級感のあるラベルにしたいなら、色合いの美しさや落ち着きのある上質紙やアート紙といった素材が適しています。

また、イベントなどで目立つラベルが必要なら、ツヤのある金や銀のアルミ箔の素材を使って派手な質感を出すのも一つの手です。さらに、和紙の素材を使用することで、和風テイストのラベルに仕上げることも可能です。この他にも、車やヘルメットに貼るラベルシールには耐水性や耐久性に優れたポリプロピレンの素材であったり、工事現場等で使用するラベルなら難燃性や耐衝撃性に優れたポリカーボネート素材が適しているでしょう。

このように、ラベル作成で印刷会社を選ぶ際にはお客様の幅広く多様なニーズや目的に対応できるだけの素材や品質を提供できるのか、よく確認することが必要です。

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どれだけの印刷方法に対応できるか

お店や会社等のニーズや目的にふさわしいロゴマーク入りラベルを実現するには、予算や納期、印刷品質など様々な条件を満たす必要があります。そのためには、依頼する印刷会社がどれだけの印刷方法に対応しているのかが大きなカギを握るといっても過言ではありません。

例え印刷会社の企画力や提案力が優れていても、それを実現するだけの印刷方法がなければ、お客様が望むデザインや品質、予算や納期などの条件に合わせた理想的なラベルを作成するのは難しいからです。したがって、印刷会社を選ぶ際には印刷方法の充実度もしっかりチェックしておくことが大切です。

例えば、大量配布を想定している販促シールやデザインやカラーもシンプルで済む食品成分表示シールのようなラベル作成ならば、アナログタイプの凸版印刷で十分です。これは円柱状の胴を転がして印刷する機器を使用するものであり、単色で大量ロッド向けの製品ではトップシェアと言われます。

その一方で、ポスターやパンフレットのように、もう少し高品質なラベルを大量に作成したいなら、オフセット印刷に対応している会社を選びましょう。この印刷方法ならば、細かい文字や線さらにグラデーションのあるラベルでも鮮明で綺麗に仕上げることが可能です。

布やプラスチック、金属といった素材を使い、特殊なラベルを作成するケースもあります。そんな素材にはシルクスクリーン印刷が大活躍です。ナイロンメッシュ枠を通してプリントする仕組みの機器を使用しているので、紙以外の素材にも幅広く対応できます。

また、インクを厚めに塗布することに優れているため、耐久性や耐水性が求められる屋外用のラベルにも最適です。もう1つ忘れてはならない方法が、オンデマンド印刷です。お客様の中には、短期間の仕上げや少量ロットでの注文を希望するケースもあります。

オンデマンド印刷であればデジタル方式なため、デザインデータをダイレクトにデジタル処理して印刷することが可能です。例えば、ちょっとした印字ラベルが欲しい、急いで納期に間に合わせたい、できるだけ印刷コストを安くすませたい、こんな方のラベル作成にはピッタリと言えます。

このように、一口に印刷と言っても多種多様な方法があるため、印刷会社によって得意不得意があるのも事実です。まず自分が希望するラベル作成にとって、どの印刷方法が最適なのか、よく調べましょう。もしわからなければ印刷会社に問い合わせ、最適な印刷方法を相談すると良いでしょう。

ロゴマークの案の出し方

納入実績も忘れずにチェックを

ラベル作成を依頼する印刷会社が実際にこれまでどんな納入実績があるのか、よくチェックしてみることも重要です。例えば、防犯ラベルのロゴのデザインを依頼したいのに、食品メーカーに偏った納入実績ではちょっと不安に感じますよね。

あるいは大量かつ安価にラベル作成を依頼したい場合にも、特殊な印刷ラベルばかりに納入実績があるとやはり自分が求めるニーズや目的とは合致しないと考えるべきでしょう。このように、印刷会社の納入実績をチェックすることで、自分が求めるラベル作成とのミスマッチをあらかじめ回避することができます。

ロゴマーク入りラベル作成を依頼するなら、自分たちのニーズや目的に合った印刷会社を選ぼう!

ここまで紹介してきたように、一口にロゴマーク入りラベルといっても、デザインや素材、品質など幅広く多種多様です。また、ラベルを作成する印刷会社の企画力や提案力、さらには印刷方法などにもそれぞれ得意不得意があります。

まずはロゴマーク入りラベル作成の目的や用途をよく理解した上で、自分たちのニーズに合った印刷会社を選ぶことが最も重要と言えます。